子供の医療費

私は、40歳の専業主婦です。専業といっても、パートに出ていますので正確には「準専業」といったところです。埼玉県の東京寄りに住んでいます。夫は同い年の会社員(同じ学校でした)、息子(中学生1年生)、娘(小学4年)の2人の子供がいます。

 

私の住んでいる市では、子どもが中学を卒業する3月まで医療費が無償となっています。これは多くの自治体でもそうなっているみたいですね。

子供医療費受給資格者証を保険証と一緒に出せば窓口での支払いがいらなくなるという制度です。

 

家計にとって大きな助けとなりますよね。結構子供って病院へかかりますから。入院しても支払いは不要だそうです。

問題は、私のいる市では、高校生になったら普通に医療費がかかってしまうというところです。

 

高校生からは、3割負担ですからばかにならないですよね。具合が悪いときに病院に行くことをひかえるわけにもいきませんし。

 

隣の市は、高校を卒業するまで、入院に関しては無償ということになっています。高校へ行っていなくても、一定の年齢の子が対象だそうです。

 

自治体によって助成制度に大きな違いがあるみたいですね。

東京の千代田区は、高校を卒業するまで通院・入院ともに助成されていますし、北海道の南富良野町には22歳まで、就学中であれば無償だそうです。町内には大学が無いそうですが、町外の大学や専門学校に通う子どもの医療費の負担を町が肩代わりするということです。太っ腹な町ですね。

そういえば、南富良野町といえば、映画「鉄道員(ぽっぽや)」(高倉健主演)の舞台ではなかったかしら。雪がいっぱい降るところですね。

話がそれちゃいましたけれども、子供医療費の助成が拡充されればいいですね。でも結局は、財源は保険料とか税金なのかな。とすれば、広く浅く、国民で子育てに協力しているということなのですね。

昔は「子供は国の宝」とか言ったそうですが、少子の状態が続くと、国として困ったことになるんじゃないかと思います。

よく考えると、子供にも任意保険に入っていることが多いですよね。でも、子供医療費支援制度が整っている自治体に住んでいる人にとっては、保険にわざわざ入らなくてもいいんじゃないか、と考えることもできるのでないかしら。

家庭にとっては、保険の見直しも必要かもしれませんね。

個人の努力や工夫と行政がうまくかみ合えば、もっと住みよい国になるのではないでしょうか。

頑張れニッポン!といいたいですね。

「日本、死ね」なんて最悪の言葉と思います。