内気のうちはまだいいけれど

この間、近所の友達と井戸端会議(表現が古いかな?)をしているときに「不登校」の話が出ました。息子(中2)のクラスにも1人、不登校児がいます。不登校といっても家からはでてお母さんと一緒に買い物には行っているのです。

たまにあったときなど「こんにちは」というとちゃんと頭を下げて返事を返してくれます。いい子なのです。でも学校にはなじめないようで中2の1学期の中くらいから言っていないそうです。

お母さんもさばさばした感じの人で「中学出た後は、通信制の高校もあるしね」などといっています。

確かに決められたレールの上を歩く必要はないと思います。その子が、将来ちゃんと自立して自分で生活ができるようになったら良いのです。と考えますが、もし自分の子供が不登校になったら私はあのお母さんのように大きな視座で温かい目で自分の子を見守ってあげることができるのだろうか、少し自信がないです。

上の子はのんびりしたタイプなのですが、下の女の子が緊張しやすいタイプで、「人前で話のが嫌」とか言っているので少々心配です。

いま、「引きこもり」が社会問題となっています。

長期化と高齢化です。40歳以上の「引きこもり」の数がその地域の「引きこもり」の総数の半数近くを占めた例もあるそうです。

引きこもりのきっかけは、「挫折」とか「不適合」だそうです。人と交わるのが苦手とかあがり症などを原因として、就職に失敗したり、退職して、それ以降社会に出ていけなくなったという例が多いようです。

経済的な自立は難しい、結婚はしないという状況が1オ年20年と続きます。親も高齢化していきます。中には親の年金に頼って生活するしかない人もいます。

本人も親も大変ですが、地域や国にとっても大きな損失であり心配事だと思います。

娘の内気な性格が少々心配です。あがり症なのかもしれません。学級会での発表の時など「緊張する」といっていました。

内気のうちはいいけれども上がり症にはならないように見守っていきたいと思います。